米政府がシリア北東部で拘束されている過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員を巡り、同国の治安崩壊を理由に別の場所への移送を急いでいる。現地では親政府勢力とクルド人主導の民兵組織の対立が高まっており、数千人の戦闘員が脱走する恐れも生じている。複数の米当局者によれば、ハサカにある刑務所に収容されていたIS戦闘員150人は21日、米軍のC17輸送機でイラク国内の非公開の場所に移送された。また最大7000人のIS戦闘員が、今後数日中にイラクに移送される可能性があるという。これら戦闘員の移送は、2024年12月にアサド政権が失脚したシリアでの新たな秩序構築に向けた課題や、ISの残党が不安定な情勢に乗じ復活を試みる可能性を浮き彫りにしている。
米、シリアで拘束中のIS戦闘員をイラクに移送 治安に懸念
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