宗教的な素養のある者なら、スイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に集う典型的な世界のエリート「ダボスマン」たちを、傲慢(ごうまん)の罪で告発したかもしれない。彼らは莫大(ばくだい)な富を誇り、プライベートジェットを乗り回し、あきれるほどの偽善と、身の毛もよだつような尊大さを備えた人々だ。この罪に関して、21日にドナルド・トランプ米大統領が同会議で行った演説は、ある種「天罰」のように感じられた。大荒れの1日だった。トランプ氏は欧州を罵倒する一方で、グリーンランドには結局侵攻しないと言い放った。デンマークからこの北極圏の島を購入する取り組みを妨害するなら数か国に追加関税を課すとトランプ氏が17日に脅しをかけて以来、米国の同盟国(および米議会にいるこれら国々の多くの仲間)は動揺し続けてきた。