米司法省は労務管理サービスの米ディール(Deel)が競合他社でスパイを勧誘したとされる疑惑を巡り、刑事捜査を開始した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した資料および複数の関係者の話で明らかになった。資料によれば、カリフォルニア州北部地区連邦検事局は先ごろ大陪審の召喚状を送付した。ディールが同業リップリングで情報収集活動をした疑惑に絡む情報を求めている。リップリングの従業員キース・オブライエン氏(アイルランド在勤)は昨年4月に提出した宣誓供述書で、ディールのアレックス・ブアジズ最高経営責任者(CEO)から勧誘され、リップリングで収集する情報の指示を受けたと述べた。オブライエン氏によると、他の幹部もこれに関与しているとみられ、ブアジズ氏の父であるディールの会長兼最高戦略責任者(CSO)もその一人。