最初から補足資料を元にプレゼンをするのは、時間がかかったり、話を聞いてもらえなったりする原因となるので、避けましょう。

決裁者や理解者の
「おでこ」を見て話をする

 プレゼンで多くの人の前で話す時に緊張するのは、目線をどこに置いて良いのか迷ってしまうからです。

 目線を置くポイントは3ヶ所に決めます。このポイントは、あくまで人を特定することをおすすめします。プレゼンは対話です。リアクションがなければ心細くなり、辛くなってしまいます。柱や壁などではリアクションがないので、一方的なプレゼンになってしまいます。

 3ヶ所の特定をする際におすすめするのは、全体を見回し、うなずいている人を探してみることです。うなずいてくれる人を見ると聞いてくれていると認識でき、安心できます。

 なお、狭い会議室で決裁者が特定される場合は、その方を見て、説得するようにしましょう。

 目が合ってしまって緊張する人は、聞き手の目ではなく、おでこを見るようにしましょう。

 また、緊張する自分がいるということは、伸び代があるということ。聞いている人にうなずいている人がいれば、それはあなたの話を肯定的に受け止めてくれている仲間です。その方々に届ける意識でプレゼンをしましょう。

大勢の前で話す時こそ
1人ひとりに話しかけるように

 多くの人へ向けたプレゼンであっても、相手の心を動かすためには、1人ひとりにとっていかに自分ごとにさせるかを意識した伝え方が求められます。

 聞いている人たちに質問をしたり、手を挙げるなどのリアクションを求めたり、沈黙を作ることで注意を自分に集めたり、といったさまざまなテクニックで聴衆との会話をインタラクティブに楽しむことが、相手に自分ごととして伝わるポイントです。

 間をとることで、聞き手はあなたのプレゼンに引き込まれます。

 プレゼンをしているのに沈黙の時間を作るのは、誰もが怖いものです。しかし、沈黙は聞いている人が考える時間です。