アネット・クジャックさん(58)にとって、日本への旅行は一生の思い出となる素晴らしいものだった。ミネソタ州ブラウンズビルで引退生活を送るクジャックさんは、東京では歴史ある寺、大阪ではネオン灯、奈良では自由に歩き回るシカが大いに気に入った。休暇旅行のもう一つのハイライトは、郊外にあるコンクリート製の箱型の建物だった。周りには米国で見るのと同じ灰色のアスファルトが敷かれていた。それは日本にあるコストコの店舗だ。「お寺と同じくらい楽しかった」とクジャックさんは話した。米会員制量販店大手コストコ・ホールセールが13の国外市場に進出するにつれ、熱心な米国人の会員はそのあとを追いかけている。スウェーデンや台湾のコストコをインターネットで検索すると、語り手が息が弾むほど感心した様子で解説している動画が見つかる。旅行者はその土地ならではの土産を探し、ホームシックを癒やし、ホットドッグはいつものと違うのかという気になる問題を調査する。