メンタルを守るための「期待の整理術」

真面目で頑張っている人は、本来であればその努力によって幸せを感じるべき存在です。それなのに、無意識の期待と比較して「まだ足りない」と自分を追い込んでしまうのは、とてももったいないことです。

心を楽にするために、まずは以下のステップを試してみてください。

自分の期待を「見える化」する

まずは、自分が無意識に持っている期待を書き出してみることです。

自分への期待(こうあらねばならない)
物事への期待(こうなるはずだ)
他人への期待(こうしてくれるはずだ)

このように分けて整理するだけで、客観的に自分を見つめ直すことができます。

期待値を下げ、自分を許す

書き出した期待に対して、少しずつ考え方を修正していきましょう。

物事に対して:「やるべきことはやった。あとは運を天に任せよう」と割り切る。
他人に対して:「期待通りじゃなくても、それがこの人の個性だ」と受け流す。
自分に対して:「完璧な役割」を演じる必要はありません。「できたらラッキー、できなくても自分を褒めよう」というスタンスに変えてみてください。

少し立ち止まって考えてみてください

心がしんどいと感じている頑張り屋さんの皆さん。まずは、自分の中に「3種類の無意識な期待」が隠れていないか、少し立ち止まって考えてみてください。いきなりすべてを解決しようとしなくて大丈夫です。

まずは自覚すること。そして、期待という重荷を少しずつ下ろしていくこと。それだけで、今よりもずっと心が軽くなるはずですよ。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。