国家資格なら「宅建」
不動産業以外の人にもおすすめ
また、ここまで挙げた2つの資格よりも取得までに時間はかかりますが、国家資格を検討したいなら、宅地建物取引士(宅建)がおすすめです。勉強時間の目安は300時間といわれています。
宅建というと不動産にかかわる資格というイメージが強いですが、実はそれ以外の業種、職種であっても、受験勉強を通して役立つ知識が得られる資格です。
宅建の試験では、宅建業法、権利関係、法令上の制限、税・その他の主に4つの分野から出題されるのですが、そのうちの権利関係では主に民法の問題が出ます。
どんな職種でも、法律に照らし合わせて判断、行動する場面はありますから、知識があるに越したことはないでしょう。特に契約業務に携わっていたり、コンプライアンスについて学びたかったりする人は法に関するリテラシーを高めることにつながると思います。
法律系の資格だとライトなものでビジネス実務法務検定というものもありますが、宅建の民法ではもう一段深い知識を身に付けることになります。前述の2つの資格よりハードルは高いですが、国家資格を取りたい、法律について学びたい方にはおすすめといえますね。
はやし・ゆうじ/1980年生まれ、東京都足立区出身。大学卒業後はITを通じて多くの方に役立つべく、IT関連企業で1000社以上の中小企業の業務改善に従事。エンジニア教育の講師として多くの資格取得を経て、社労士・行政書士として開業。保有資格・検定は600を超え、「資格ソムリエ(R)」としてさまざまなメディアで活躍中。著書に『かけ合わせとつながりで稼ぐ 資格のかけ算大全』(実務教育出版)など。







