「何事も本気で頑張らなきゃ」と常に全力疾走を続け、気づけば息切れしていませんか? 実は、仕事や趣味を長く続け、大きな成果を出すための秘訣は、あえて「6割の力」で運転することにあります。スタートダッシュで燃え尽きてしまう真面目な人ほど知ってほしい、余力を残して気楽に生きるペース配分の妙。肩の力を抜き、人生という長い道のりを軽やかに完走するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
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「全力禁止」のススメ
人生は6割運転でうまくいく
今日は「全力禁止」というテーマでお話ししたいと思います。物事に取り組む際、力の入れ具合は「6割ぐらい」で良いです。もちろん、その時々に応じて5割の日もあれば、8割、9割の日があっても構いませんが、平均すると6割くらいがちょうど良いと思います。
人生はマラソン
ゴールなき道で「全力」は続かない
受験勉強やオリンピックのように、明確な期限やゴールが決まっている場合であれば、その瞬間に全力を尽くすことは正しい選択でしょう。しかし、人生における多くの物事には、明確なゴールが決まっていないことがほとんどです。
例えば、受験に合格しても、その後には大学生活が待っていますし、仕事や生活は引退しない限りずっと続いていきます。人生はマラソンやウォーキングのようなものです。
もし、マラソンのスタート直後から全力疾走をしてしまったらどうなるでしょうか? 数十メートル走っただけで息切れしてしまい、そこから動けなくなってしまいますよね。終わりが見えない、あるいは長く続くことに関しては、最初から息切れしない「続けられるペース」で走ることが何よりも大切なのです。
「続けること」にこそ価値がある
多くの物事は、単にやるだけではなく「続けること」によって初めて価値が生まれ、自分らしさや達成感が出てくるものです。
世の中には「あれもやりたい、これもやりたい」と手を出す人はたくさんいますが、それを1年、2年、3年と続けられる人は驚くほど少ないのが現実です。スタートダッシュで全力を出し切ってしまうと、後が続きません。
真面目な人ほど「本気でやらなきゃ」と思いがちですが、私は何かを始める時、「どうやったら楽をして続けられるか」を最優先に考えています。



