「今年こそ何かを始めたい」と目標を立てている方も多いのではないでしょうか。その中でも、「今年こそ韓国語がわかるようになりたい」「ちょっと韓国語の勉強を始めてみようかな」と考えている方は少なくないはず。そこで今回は、『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』の著者・ハングルノート加藤氏に、「初心者でも絶対に挫折しない韓国語の勉強法」を聞きました。

「韓国語の文字」が読めなくて挫折する人も多い!?
韓国語の勉強を始めるにあたって、韓国語の音を聞いたり、発音をしたり、韓国語の文字「ハングル」の読み書きをしたりするのですが、ここで1つ大きな壁が出てきます。
それは「ハングル」を読めなくて勉強をあきらめてしまうことです。
英語のアルファベットと違って、見慣れていないハングル。
初めてハングルを見た人は、「아」や「우」など、丸や縦棒、横棒がくっついたり離れていたりするだけの「謎の記号」にしか見えないかと思います。
ハングルは「母音」と「子音」の組み合わせ
ハングルの文字は、意外と読むのは簡単なんです。
ハングルは下の図のように「母音」と「子音」の組み合わせでできているからです。
母音と子音の組み合わせ(左右パターン)

母音は日本語でいうと「あ、い、う、え、お」の5つの音のことで、韓国語には「ㅏ(ア)」「ㅜ(ウ)」「ㅑ(ヤ)」「ㅕ(ヨ)」など、10個の基本母音があります。
子音は「か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」といった、母音以外の音を発するときにのどや口、鼻などを使ってつくる音のこと。
たとえば、「k(またはg)」の音を持つ「ㄱ(キヨク)」や、「s」の音を持つ「ㅅ(シオッ)」や「m」の音を持つ「ㅁ(ミウム)」、発音しない「ㅇ(イウン)」など、19個あります。
韓国語の母音と子音の組み合わせは左右と上下の場合があり、ローマ字のように組み合わせて1つの文字をつくっています。
母音と子音の組み合わせ(上下パターン)

記号にしか見えなかったものが、だんだんと文字に見えてきませんか?
ハングルの母音、子音を1文字ずつを覚えて、母音と子音をローマ字のようにつなげれば、簡単に読めるようになります。
早い人だと1日だと読めるようになったりするんです。
ハングルに「ふりがな」を振っていい?
こんなふうにルールを覚えればすごく簡単なのですが、けっこう種類が多いので、ハングルの「文字に慣れるまではふりがなを振って覚えること」をおすすめしてます。
こういうふうにいうとけっこう驚かれます。
なぜなら、
・ふりがなを振ってはダメ
・ふりがなが書いてある本は買わないほうがいい
など巷ではよく言われているからです。
ただ、僕は「読めない時期はふりがなを振ってもいい!」と声を大にしていいたいです。
なぜなら
・ハングルを覚えられなくて、韓国語の勉強をあきらめた人
・勉強していく中で、何度も文字につまずいて勉強をしなくなっていってしまう人
をたくさん見てきたからです。
ふりがなを振るときの注意点
でも注意点もあります。それは次の2つです。
・ふりがなを見ながら読まない
・日本語の発音で読まない
例えば、ハングルの文字の「어」と「오」に日本語でふりがなを振ると、どちらも「お」となります。
でも、発音するときの口の形や音がちがうので、二つはちがう「お」なのです。
また、ふりがなばかり見ていると、ハングルの文字を覚えにくくなるというデメリットもあります。
ふりがなは自転車の「補助輪」と一緒
ではどうすればいいか?
最初のうちはふりがなを振って、覚えた文字から、ふりがなは消していけばいいのです。
ふりがなは、自転車の「補助輪」のようなものです。
最初は転ばないために補助輪をつけ、慣れたら外しますよね。
ハングルも同じです。
ふりがなをずっと残すのではなく、覚えたら外す。
読めなくて嫌になるくらいなら、ふりがなを使いながら楽しく続けましょう。
(本稿は『韓国語1年生』に関する書き下ろし特別投稿です)








