三菱地所インドネシアの小多康顕社長は「日本品質でナンバーワンを目指す」と意気込む Photo by Toshifumi Akai
三菱地所インドネシアがジャカルタの一等地に高級マンションを建設中だ。同社の小多康顕社長は「日本品質で、インドネシアでナンバーワンを目指す」と意気込む。その狙いと販売戦略について聞いた。(ジャカルタ日報編集長 赤井俊文)
三菱地所がインドネシアで
超高級タワマン販売、売れ行きは?
――「Two Sudirman Private Residences」は端的にいうと、どういうマンションですか。
まず、立地がジャカルタ市内中心部の交通至便な場所です。マンションだけでなくオフィスビルやホテル、商業施設も含む複合開発でして、この立地を生かしてインドネシアでナンバーワンの開発物件にしたいと考えています。
――具体的にナンバーワンとは、どういった意味ですか。
例えば今ジャカルタで有名な高層ビルの入居者さんに話を聞くと、エレベーターがしょっちゅう止まる・事故が多いとか、雨漏りするとか、日本の建物品質からすると考えられない施工の問題があるそうです。階下の商業モールも、あまり使い勝手が良くないなど、残念な点があるとのこと。
私たちが目指すのは、本当の意味でのハイクオリティな開発です。三菱地所という日系企業がリードして開発しますが、ジャカルタの人に「俺たちの街にすごいビルができた」と誇れる案件にしたい。みんなが「やっぱりいいよね」と素直に思えるものを目指します。
――モデルルームで写真撮影をNGにしているのは、なぜですか。
エクスクルーシビティを大事にしたいのです。富裕層は、誰でもアクセスできるものはあまり好まない傾向がある。限られた人しかアクセスできないことに価値を感じる。なので、富裕層にアクセスできる一部のエージェントを通じて少しずつ周知を図っています。
――建材や設備には、どんなこだわりがありますか。
この物件の想定顧客とする富裕層は、海外生活の経験も豊富で、目が肥えています。ハイエンドなブランド建材や設備を導入することで、「本当に良いものを使っているな」と認めてもらうのです。
――売れ行きはどうですか。







