三菱地所がインドネシア国営企業と大規模複合開発「Oasis Central Sudirman」を進行中。2024年7月に本体工事着工済み。写真は26年1月末撮影 Photo by Toshifumi Akai
三菱地所がインドネシアの首都ジャカルタで超高級タワーマンションの建設を進めている。今回、限られた人しか見ることができない完全予約制のモデルルームを“潜入”取材した。そのクオリティに度肝を抜かれ、日本のタワマンとの数々の違いに驚愕した。詳細をリポートする。(ジャカルタ日報編集長 赤井俊文)
三菱地所がインドネシアで
超富裕層にタワマン販売開始
インドネシアの首都ジャカルタで三菱地所が最高級タワーマンションを建設中だ。「Oasis Central Sudirman」という大規模複合開発で、地上74階建・高さ約330mのオフィス・ホテル/サービスアパートメント・商業棟(A棟)と、地上65階建・高さ約270mの分譲住宅棟(B棟)の超高層ツインタワー「Two Sudirman Jakarta」で構成される。
・ホテル/サービスアパートメント「Andaz Jakarta Sudirman」(A棟 40階~72階)Hyattによる運営、総客室数365室
・展望デッキ(A棟 72階)
・オフィス(A棟 5階~39階)
・商業施設(A棟 地下3階、1~4階)
・分譲住宅「Two Sudirman Private Residences」(B棟)総戸数339戸
住戸タイプ:2ベッドルーム(約175平米~)、3ベッドルーム(約260平米~)、4ベッドルーム(約310平米~)、ジュニアペントハウス(約950平米~)、ペントハウス(約1250平米~2300平米)
付帯施設:ラウンジ、プール、フィットネス、テニスコート、キッズスペース、プライベートシアター他
今回、限られた人しか見ることができないモデルルームを“潜入”取材したので現場リポートする。
ジャカルタ市内の中心地、スディルマン通りの一角。モデルルームの入り口は厳重に警備され、外からは一切見えない。到着すると、まず予約しているかを聞かれた。一見さんはお断りだそうだ。
ゲートの通過を許され、200メートルほど進むとスタイリッシュな黒と茶色の建物が見えてくる。大きな門をくぐると、まるで高級レストランのような雰囲気のラウンジが広がる。
担当者から「撮影は一切禁止です。どのお客様にもルールを守っていただいているので、ご理解ください」と告げられる。理由を尋ねると、「SNS全盛の今、写真がアップされると潜在顧客が『行った気』になってしまい、興味を引けなくなるのです。特別な物件なので、神秘性を高める狙いもあります」との答え。なるほど、どおりでネット検索しても情報が出てこないわけだ。
というわけで、ここからは筆者の見聞と担当者の説明をベースに紹介していこう。







