イランの核開発計画は、米国とイスラエルが昨年6月に同国の三つの核開発施設を空爆して以降、大きな進展を見せていないと、専門家や外交官らが指摘している。これは、米国の交渉責任者であるスティーブ・ウィットコフ中東担当特使が、イラン政府は数日以内に爆弾用の核分裂性物質を製造できる可能性があると述べたこととは対照的だ。こうした評価は、イランの核活動を研究する当局者や研究者の間で広く受け入れられている。米・イラン当局者は次回の核交渉を26日に控えており、交渉結果はドナルド・トランプ大統領が同国への軍事行動を命じるかどうかを左右する可能性がある。昨年以降、イランの核開発に大きな進展が見られないことで、中東での大規模な戦争につながりかねない攻撃を仕掛けようとする、トランプ政権の公的な根拠に対して懐疑的な見方が広がっている。トランプ氏は合意を望むとしつつ、決してイランに核兵器を保有させないために武力行使の用意があると述べている。