◆月曜から疲れる人と「ただの普通の日」と思える人の決定的な違い
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)

【精神科医が教える】月曜日を憂鬱にするNG思考ワースト1は?Photo: Adobe Stock

月曜日が憂鬱になる理由

月曜日が嫌だと感じる「サザエさん症候群」なんていう言葉もありますが、これから5日間、人によってはそれ以上連続で仕事が始まると思うと、「気が重いな」「これからずっと仕事だな」と憂鬱になる方は多いのではないでしょうか?

今日は、そんな月曜日をどのようなマインドで迎えれば良いのかをお話しします。月曜日がつらいと感じるのは、「これから仕事が続く長い1週間の初日だ」と意識してしまうからです。

考え方の工夫:「ただの普通の日」と捉える

まずは、月曜日を「重い始まりの日」ではなく、「ただの普通の日」と思うようにしましょう。

週末はお休みやイベントがある「特別なお祭りの日」かもしれませんが、それ以外の平日はすべて「普通の日」です。そのようにフラットに考えておくのが、一番良い方法だと思います。

乗り切るコツ①:週の真ん中に「区切り」を設ける

人間は、連続して仕事をすることにストレスを感じやすく、無意識のうちに「次の休みまであと何日か」をカウントしてしまう癖があります。

月曜日の時点で「あと5日もある……」と数えて待つのはしんどいですよね。そこで、週の間に自分なりの「ご褒美デー」や「区切り」を設けてみてください。例えば、以下のようなルールや予定を入れるのがおすすめです。

水曜日は絶対に(あるいはなるべく)残業しない日にする
週の真ん中に、スポーツジムや習い事など、楽しみなイベントを入れる

これによって、1週間を「前半・後半」の3日ずつに分けることができます。マラソンに例えるなら、いきなり42.195km先を目指すのではなく、途中の5kmや10km地点に「気持ちの小休憩ゾーン」を設けるイメージです。最初の休憩ポイントまでなら、気持ちもずっと楽になります。

私が大学の精神科医局に入った頃も、週1日自由に設定できる「研修日(お休み)」を水曜日にしていました。「月・火」と働いて「水」で一息つき、また「木・金」と働けば週末がくるというペースは、とても気が楽でした(ちなみに当時はお給料がほとんど出なかったので、その休みを利用して別の病院でアルバイトをしていましたが)。

乗り切るコツ②:平日の中に「自分のための時間」を設ける

もう一つ大切なのは、1週間を通じた気分のコントロールです。「週末だけが晴れやかな気分で、平日は仕事と家の往復だけ」という状態では、1週間の大半が楽しくない時間になってしまいます。ですから、平日であっても楽しむ時間を設けることが重要です。

好きなドラマを見る
趣味の作業を進める

このように、30分でも1時間でも構いませんので、「自分のためだけの楽しい時間」を設けてみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。