◆「健康な老後」と「寝たきり」の決定的な違い…毎日歩く人が陥る“ある場所”の盲点
「人の名前が出てこない」「今やろうとしたことを忘れた」――そんな日常の些細な物忘れは、もしかすると脳からのSOSかもしれません。『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)は、7000人の脳を診察し、3000本以上の論文を読破した専門医が「一生ボケない脳のつくり方」を徹底解説した1冊。カギとなるのは、脳の免疫細胞「ミクログリア」。生活習慣の乱れによってミクログリアが暴走すると、認知症の引き金になる一方、上手に味方につければ、いつまでも若々しい記憶力を保つことができるのです。難しいトレーニングは必要ありません。【血圧】【食事】【睡眠】【速歩】【呼吸】【お酒】という毎日の生活を見直すだけの6つの習慣術で、100歳まで健やかな脳を育てていきましょう。
※本稿は、『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【脳の専門医が教える】認知症を防ぐ!  真面目な人ほど危ない…健康寿命を縮める意外すぎるワケPhoto: Adobe Stock

迫りくる「空白の10年」という現実

「できるだけ長く生きたい」「最期の瞬間まで、誰の手も借りずに健康でいたい」――これは全人類共通の願いでしょう。

しかし、日本人の「平均寿命」と「健康寿命」の間には、男性で約9年、女性で約12年という恐ろしいほどの“ギャップ”があるという現実をご存じでしょうか。「自力で生活できない期間」「人生を思い通りに楽しめない期間」が、平均して10年近くも続くのです。

真面目な努力を無駄にする「見えない死角」

「私は大丈夫」と思っている人ほど、危険です。足腰が衰えないよう、毎朝の散歩を欠かさない。腸内環境を整えるため、玄米や雑穀入りご飯を食べる。お酒は好きだが、必ず休肝日を設けている……。

これらは素晴らしい習慣です。しかし、どれほど真剣にとり組んでいても、あなたの健康戦略には“大きな穴”が空いているのです。

最後のピースは、あなたの頭の中にある

その“穴”とは、健康寿命の長さを決定づける「ある部分」への配慮が、まったく抜け落ちていることです。ほかならぬ、「脳」です。