「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)

【うちの子が帰らない…】「トラブルに巻き込まれにくい子ども」の親が教えていた、4つのルールPhoto: Adobe Stock

いつもの時間に帰ってこない

「うちの子がまだ帰宅しません。公園にも児童館にも姿が見えず、心配しています。どなたかご存じないでしょうか」

小学校の同じ地区の保護者LINEに、よく知っている子のママから居場所情報を求めるメッセージが届いた。

夕飯の支度をしている時間帯。外に遊びに行っている子たちはたいてい17時や18時には家に帰っている。その時間を過ぎると「まだ帰ってこない」と心配でたまらなくなる

「何色の服を着ていますか?」
「ランドセルは背負っていますか?」

LINE上で手がかりを探そうとするやりとりが流れる。

私も心配で夕飯の支度どころではなくなってしまい、我が子に「ちょっと外を探してくる」と言って出ようとしたときだった。

「お騒がせしました。帰ってきました!お友だちの家で遊んでいて遅くなってしまったとのことです」

本当にホッとした。
保護者LINEは「良かった!」というメッセージであふれた。
ほんの1時間遅れたくらいだったが、「いつもの時間に帰ってこない」というのは、胸がつぶれる想いをするものなのだ。

自分の身を守る意識を持たせる

今回は無事に帰ってきたが、もし本当に行方がわからなくなったとしたらと考えると恐ろしい。
万が一のことが起こらないよう、子どもたちにはしっかり伝えておいたほうがいいだろう。

小学校入学前後に知っておきたい93のルールが紹介されているまいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「じぶんでじぶんをまもろう」という項目がある。

【うちの子が帰らない…】「トラブルに巻き込まれにくい子ども」の親が教えていた、4つのルール『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
拡大画像表示
・しらない ひとから おかしを もらわない。
・がっこうが おわったら まっすぐ いえに かえる。
・ともだちと いっしょに あんぜんで ひろい みちを とおる。
・だれと どこに いるかを おうちの ひとに かならず しらせる。

『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.101より引用

友だちの家に行くときは、「◯◯ちゃんの家に行ってくるね」と伝え、行く前に伝えられなかったときは友だちの家で電話を借りるなどするように話しておきたい(スマホやキッズケータイを持っていない場合)。

そのほか、このページにあるのはすべて大事なことだ。
我が家では親子でこのページを見ながらあらためて、確認した。

大人は地域の人と連携して子どもたちの安全を見守りたい。そして小さいうちから『自分の身を守る』意識を子ども自身に持たせることで、子どもの安全を守り、親の心配を減らすことにつながるだろう。