これだけの成果が、積み立て+長期運用で「ほったらかし」にしていた結果なのです。少額でも、時間をかけて投資すれば、こんなに違いが出る。これが、長期・積立・分散の力です。やらない理由、見つかりますか?

 子どもが証券口座を自分で運用できる15歳までに、ここまで資金を準備できていたら──きっと将来の学費への安心材料にもなるはずです。

 そう考えれば、たとえば「お年玉+投資リターン」で育った14万円を、「子ども自身の学びのために自由に使わせてあげようかな」という気持ちにもなれるのではないでしょうか。

子どもに投資をさせるなら
必ず“生活費外のお金”で

 わが家の高校生の息子も、15歳になったタイミングでいよいよ本格的に投資デビューしました。

 彼が最初に選んだのは、NVIDIAのようなハイテク企業や、NIKE、Appleといった誰もが知るブランドの個別株。一定の金額の中であれば自由に運用していいよ、利益が出たらおこづかいにしてもOK、とルールを決めてスタート。

 もちろん、時にはマイナスになることも。でもそれは「ありえるよね」と親子で割り切っています。そもそも目的は大きく増やすことより、“リアルなお金の動きから学ぶこと”。だから失敗こそが最高の教材というスタンスです。

 ただし、家計に響かない“生活費外のお金”であることが大前提。お年玉やギフトなど、日々の支出とは別のお金で行うようにしています。

 証券口座はSBI証券を選びました。理由はシンプルで、手数料が安く、取り扱っている銘柄が多いから。スマホアプリでいつでも株価をチェックできるのも便利です。

バイトをがんばるより
“投資にチャレンジ”のススメ

 高校生になると、コンビニやカフェでアルバイトを始める子も増えてきますよね。月に数万円の収入が入ると、欲しかった服を買ったり、友達とカフェやカラオケに行ったり、自分のお金で自由に楽しめる世界が広がります。

 そんな中に、ほんの少しだけ「お金を育てる」という選択肢が加わると、未来はぐっと変わってきます。