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2027年から「こどもNISA」が開始予定というのもあって、子どものマネー教育が注目されている昨今。元外資系投資銀行トレーダーで二児の母である著者は、15歳になった息子に投資デビューさせた。実際に自らのおこづかいを運用することで、彼はどんな学びを得たのか。※本稿は、経営者の池澤摩耶『子どもを人生ゲームの勝者にする最強マネー教育』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
株が5年で10倍以上!
息子の初投資で学べたこと
息子が中学生になったとき、私はこう聞いてみました。
「最初に買う株、どれにする?」
迷いなく彼が選んだのが、NVIDIA(エヌビディア)というアメリカの半導体メーカーでした。当時の私は「どこかで聞いたことあるような……?」程度で、正直ピンときていませんでした。でも息子にとっては、ゲームをするたびにお世話になっている超身近な会社だったのです。
というのも、NVIDIAはゲーマー御用達の高性能グラフィックボードを手がける企業。息子のようにPCゲームに夢中なティーンにとっては、もはや「推し企業」と言っても過言ではない存在でした。
「好きなものから選ぶって、すごくいいな」と思い、私は何も口出しせず、彼の判断を尊重し、未成年証券口座で買ってみました。
すると数年後――。
世界がAIの時代へ突入し、ChatGPTの登場をきっかけにNVIDIAはAI開発の“心臓”と呼ばれるようになります。結果、株価は過去5年で10倍以上に。2024年には、ついに世界時価総額ランキングでAppleやMicrosoftと並ぶレベルにまで成長しました。







