中部は代替滑走路整備で
「完全24時間運用」実現へ
名古屋税関が発表した25年における中部空港の航空貨物の総取扱量は、前年比2.7%増の13万1444トン。このうち、積込量は0.7%減の6万2341トン、取卸量は5.9%増の6万9103トンだった。積込量は2年ぶりの減少だった一方、取卸量は2年連続で増加した。
輸出額は10.1%増の1兆4458億円となり2年連続の増加、輸入額は14.5%増の1兆4999億円で4年連続の増加となった。輸出品目では家庭用電気機器、原動機、半導体等電子部品が増加、輸入では原動機、有機化合物、半導体等電子部品が増加し、増額をけん引した。輸出先ではアジア、米国が増加し、輸入先ではアジア、米国、EUが増加した。
25年2月に開港から20周年を迎えた。開港15周年だった20年にはコロナ禍に伴うベリースペースの減少が影響し、貨物の取扱量は過去最低を記録したが、コロナ禍収束により現在は回復傾向にある。
現在、代替滑走路(3290平方メートル)の整備が着々と進んでいる。同空港は人口島に開港した24時間運用可能な海上空港ではあるものの、滑走路は現行の1本(3500m)しかなく、その滑走路も老朽化が進み、大規模補修が必要となっている。
代替滑走路含む2本体制で運用することで、現行の滑走路のメンテナンスが行われている期間も新たな滑走路での発着が可能となる。補修終了後は2本目の滑走路として運用することで、いよいよ「完全24時間運用」が実現する。
代替滑走路は平行誘導路を改修する形で整備され、25年4月に着工済み。供用開始は28年3月を予定している。
中部空港の代替滑走路は28年3月供用へ Photo:カーゴニュース
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