◆優良銘柄のワナにハマる前に知るべき、資産づくりのベスト1
育休中に株式投資を本格開始し、わずか2年で資産1億円を築き上げた現役ママ投資家・ちょる子著『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』。子育てや仕事と両立しながら、どうやって株で稼ぐのか? 株式投資を始めたきっかけから、大きな損失を乗り越え、億り人に到達するまでの試行錯誤、資産4億円超を築き上げた考え方や具体的な投資手法までわかりやすく解説!

「いつ別れてもいい」自立したママ投資家に学ぶ…株で大損しないための意外な鉄則イラスト 鳩 さんわ

固定観念を捨て、強固な土台を築く
結婚エピソードから学ぶ資産形成の鉄則

投資で成功を収めるためには、世間の常識を疑う視点と、投資に回す資金(種銭)を生み出す仕組みづくりが欠かせません。

ママ投資家・ちょる子さんが独自の結婚観を持ち、自立心と手厚い福利厚生を武器に資産形成の土台を築いたエピソードから、個人投資家が実践すべき「固定費の見直し」「リスク管理」のノウハウをお伝えします。

世間の常識にとらわれない
自立心とリスク管理

ちょる子さんは幼い頃から父親が家にいない環境で育ったため、「幸せな家庭には父親が不可欠である」という世間一般的な固定観念を持っていませんでした。その一方で「自分の代で家系を絶やしてはいけない」という強い使命感を持っていました。

そして、お金に執着がなく信頼できる現在の夫と出会い、「もし将来、道が分かれたとしても、自分一人で子どもを育てていけるだけの自立心は持っておこう」という覚悟のもと、27歳で結婚を決断します。

「最悪の事態を想定し、依存せずに自立しておく」という姿勢は、投資におけるリスク管理そのものです。「優良銘柄だから永遠に上がり続ける」「みんなが買っているから安心」といった市場の固定観念に縛られず、相場が急変した際にも自分自身の力で資産を守り抜く(損切りや撤退ができる)覚悟を持つことが、投資家としての生存確率を大きく高めます。

固定費の最小化が最大の「爆益」を生む

結婚生活のスタートにあたり、ちょる子さんは自身の勤め先の福利厚生を最大限に活用しました。彼女の会社は家賃の70%(上限15万円)を負担してくれるという非常に手厚い制度があり、彼女が契約したマンションに夫が引っ越してくる形をとったのです。

この「手厚い家賃補助による固定費の劇的な削減」こそが、のちに彼女が投資へと回す多額の資金(種銭)を生み出す、極めて重要な土台となりました。

個人投資家にとって、これは最も確実で即効性のある資産形成の手法です。投資の利回りを1%上げるには相応のリスクと労力が必要ですが、家賃、通信費、保険料といった「固定費」を徹底的に見直し、支出を減らすことは、ノーリスクで毎月の投資資金を増やすことに直結します。

世間の常識に安易に従うことなく、最悪のケースに備える自立心を持つこと。そして、徹底的に固定費を抑え込んで強固な財務基盤を作ること。この姿勢は、どのような相場環境においても揺るがない投資の土台となるはずです。

※本稿は『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。