一番売れてる月刊マネー誌『ダイヤモンドZAi』のオンライン講座「バフェット入門」<応用・探し方編>。投資の神様・ウォーレン・バフェットが優良銘柄を見つけ出すためには、独自の明確な基準が存在する。今回は、彼が実践している銘柄選びの基本である「定量的・定性的評価」の考え方と、投資大成功の鍵となる“7つの基準”の1つ目から詳しく解説していく。(ダイヤモンド・ザイ編集部)
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⇒「増配」と「自社株買い」が明暗を分ける、長期で勝つ銘柄の見抜き方【バフェット入門 応用・探し方編:その2】
話題の「人気株」には
決して飛びつかない!

バフェット・ウォッチャー びとうファイナンシャルサービス 代表 尾藤峰男(びとう・みねお)氏 日興証券に21年間在籍した後、資産運用アドバイザーとして独立。2014年以来、バフェットが率いる米国の投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会に出席。日本におけるバフェット研究者としても有名。著書に『バフェットの非常識な株主総会』(ビジネス社)などがある。

ダイヤモンド・ザイ編集長 熊谷久美子(くまがい・くみこ) 2000年の『ダイヤモンドZAi』創刊時より参加。『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った 投資信託のワナ50&真実50』『新NISA入門』など単行本も担当。公益社団法人日本証券アナリスト協会認定アナリスト。
熊谷「バフェット入門」<応用・探し方編>を始めましょう。前回の「基礎・銘柄編」で語りきれなかったバフェット氏の魅力や、具体的な株の選び方について、より詳しく伺っていきます。
講師は、バフェット研究の第一人者である、びとうファイナンシャルサービス代表の尾藤峰男さんです。
尾藤よろしくお願いします。私は日興証券で21年間勤務した後、投資助言業を始めて25年になります。
その間、バフェット氏の投資手法や哲学を深く学ぶようになり、2014年からは毎年、現地の株主総会に参加してきました。彼の投資哲学や生き方を学ぶことは、私たちの資産運用にも大いに役立つと考えています。
熊谷さて、バフェット氏といえば、2025年の年末に引退されたというニュースがありましたね。
尾藤引退というか、CEOを退いたということですね。
これまで副会長だったグレッグ・アベル氏がCEOになり、バフェット自身は会長および取締役としてこれからも残ります。
熊谷そうなんですね。では、今でも毎日出勤されているのでしょうか?
尾藤ええ、彼はオフィスに行くのが大好きですから。これからも静かに執務室で仕事を続けるそうです。
熊谷家でじっとしていらっしゃるのかなと思っていたので、それを聞いて少しホッとしました。
尾藤家にじっとしているなんて、バフェットとしては耐えられないでしょうね。
熊谷たしかにそうですね。
ここからは、バフェット氏が普段、どのような基準で投資する銘柄を選んでいるのかについて詳しくお聞きしていきたいと思います。
尾藤投資する側にとっても、やはり「こういう対象銘柄がいいのだろうな」という一つの明確な指針になりますよね。
熊谷短期的に売り買いを繰り返して、利益を狙うようなやり方ではないのですよね。
尾藤ええ。あくせく汗を流して、市場に張り付いてごりごり儲けるという投資ではありません。
バフェットが最も嫌うのは「人気化しているから」「話題になっているから」「株価が上がっているから買う」という行動です。
熊谷流行りのテーマ株などに飛びつくことはしないと。
尾藤そういうことですね。
今回は、彼がどのような基準で本物の優良銘柄を見つけ出しているのか、そのポイントを詳しく解説していきたいと思います。








