「役員に上がっても活躍する人」と「管理職止まりの人」新人マネジャー時代の経験で生じる“決定的な違い”写真はイメージです Photo:PIXTA

4月になると、昇進や昇格人事を行う企業が多くあります。新しくマネジャーになる人もいることでしょう。新人マネジャーの皆さんにはぜひ、3つのことを意識して仕事をしていってほしいと考えています。(ギックス共同創業者 田中耕比古)

新人マネジャーが心に留めるべき
「3つの掟」とは?

 4月は節目の時期です。多くの会社で昇進・昇格や人事異動、組織再編などが行われます。

 つまり、大量の「新人マネジャー」が生まれるタイミングです。

 この連載は、主にマネジャーの皆さんに向けて書いていますので、新人マネジャーの皆さんは「新しい読者」ということになります。

 そこで今回は、新人マネジャーの皆さんに向けたテーマを取り上げます。

「マネジャーとして、プレーヤー時代よりも高い視座、広い視野で、大局観を持つべし」というお話です。

 どのように考え方や行動を変えればいいのか。具体的に見ていきましょう。

(1)個別最適から、全体最適へ
プレーヤーとしての自分は「駒」である

 マネジャーに昇進した人が、最初に意識しなければいけないのは、「自分は選手ではなく、監督なのだ」ということです。

 選手、つまりプレーヤーは、自分自身の能力を最大限に発揮することを第一に考えます。もちろん、チーム、組織の中で、それぞれが担う役割が定義されていますから、スタンドプレーばかりというわけではなく、チームへの貢献という観点は持ちます。

 とはいうものの、最後は「自分の能力の発揮」が重要ですし、「自分の成績」が重要です。