毎日Todoをこなしているだけで、1日、1週間、1カ月、1年とあっという間に過ぎていく。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊がある。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

人生を振り返ったときに多くの人が「後悔すること」とは?Photo: Adobe Stock

何もかもがうまくいかなかった日々。でも記憶には鮮明に残っている

30歳、ニート、実家暮らし。

親から結婚しろ、働けと言われる毎日で、「どうせ働くなら海外がいい」と、半ば勢いで決めたのがインドネシアの首都ジャカルタでの現地採用だった。

会社が用意してくれたマンションは、インドネシア人しか住んでおらず、駐在員のようなキラキラした環境とはまるで違う。入居後、数日で水が止まったときはさすがに焦った。

英語もインドネシア語も片言のまま、泥臭いという言葉がこれほど似合う状況もなかった。そんな状況で仕事がうまくいくはずもなく、結局1年で引き上げることになった。

「あの1年は何だったんだろう」

今振り返ってみても、キャリアとして誇れるものではまったくない。

帰国してしばらくは、インドネシアでの出来事を人に話す気にもなれなかった。

それなのに、数年経った今もなお、あの日々を鮮明に覚えている。

記憶に残るのは、無難に過ごした日々ではない

行動心理学とリーダーシップを研究し、累計110万部を超えるベストセラー作家の池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。

「人生を振り返ったとき、私たちの記憶に強く残るのは、無難に過ごした日々ではなく、『苦労して、つらくて、がんばった日々』なのです。」――『人生アップデート大全』より

予定通りに動いて、波風も立てず、無難にこなした日ほど記憶から抜け落ちていく。

1カ月前の出来事を思い出せる人は少ないだろう。

一方で、うまくいかなかった日や、慣れないことに飛び込んだ日は、細かいところまで覚えていたりする。

多くの人が抱く後悔:「挑戦しなかったこと」

本書によると、人生を振り返ったとき多くの人が抱く後悔の1つに、「挑戦しなかったこと」があるという。

苦労した時間が、あとになって自分の糧になっていくということは、経験してみないとなかなか実感できない。

効率や安全を優先するだけでなく、少し負荷のかかることに踏み出してみる。

嫌な経験をしたり、何もかもがうまくいかなかったりしても、きっと後々の人生で回収できる。

そのときの苦労が、1年後、数年後、10年後の自分を大きく成長させてくれるのだ。

『人生アップデート大全』には、人生の停滞期を抜け出し動き出すための66の習慣が収められている。

「私の人生はこのままでいいのだろうか?」と感じている人には、多くの気づきが得られるだろう。

(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)