YLIは08年3月に設立され、日系自動車メーカー向けに、CLサービスを提供してきた。これまでにカルコダ、マネサール、アメダバード、ベンガロールの4カ所に物流拠点を開設しており、今回のNH8ロジセンターが5拠点目。これにより、インド国内での総延床面積は5万2000平方メートルに拡張された。今回の新センター開設は、日系メーカーの進出加速による需要拡大を見込んだもので、日本と同水準の物流サービスを提供することで、事業拡大のスピードアップを図る。

図表:日系物流企業のインド事業の主な動き(2025年~)
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NXHDがインドで売上600億円へ
海外成長戦略の核、半導体関連を強化

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京都千代田区、堀切智社長)のインド事業にドライブがかかっている。インド政府の産業振興施策によって活況が続く半導体関連を中心に事業拡大を進め、28年度までにインド事業の売上高を23年度比で約3倍となる600億円まで引き上げる計画だ。

 NXグループは現在、インド国内の約40都市に60カ所・計42万平方メートル超の倉庫を運営。昨年1月には南部アンドラプラデシュ州に位置するスリシティ工業団地内に「スリシティロジスティクスセンター2期倉庫」(倉庫面積約2万1000平方メートル)を開設した。

 現在も倉庫運営面積の拡大が続いており、近く50万平方メートルを超える見通し。成長エンジンとなる半導体関連では、27年までにグジャラート州およびアッサム州で半導体専用倉庫を新設する計画も公表している。