残りの10~15%は、現金や短期流動資産に置く。ドル建ての短期国債やマネーマーケットETF(例えばSHVやBIL)を使うと安全性と流動性を両立できます。ここには、一部をユーロや円建てで持つことで為替リスクヘッジも可能になります。
私はこのポートフォリオを「成長、リセッション、インフレ、デフレ」の4つの経済シナリオに対応できるよう設計しています。株式は成長局面、債券はリセッション局面、ゴールドはインフレ局面、現金はデフレや流動性リスクに備えることになります。
これならどのシナリオになっても、ポートフォリオ全体の損失を最小化し、長期的に安定したリターンを期待できます。市場が乱高下するときほど、計画通りの資産配分を維持することが肝心です。
イラン情勢のような予期せぬリスクは避けられませんが、オールウェザー型ポートフォリオを構築していれば、短期の動揺に翻弄されることなく、資産を守りつつ長期的な成長を目指すことができるのです。
>>別記事『ホルムズ海峡危機で世界経済はどうなる?→レイ・ダリオが想定する「最悪シナリオ」に震えが止まらない…』では、米国と中国経済の行方について詳しく聞いています。








