「そりゃ稼げないわ…」フリーランスで「好きな仕事」に執着する人の残念な末路写真はイメージです Photo:PIXTA

「好きなことを仕事にするのが理想」と考える人は多いが、実際はどのように仕事を選ぶのが正解なのか。フリーランスのクリエイターとして活躍している著者が、安定して稼ぎ続けるための現実的な戦略を解説する。※本稿は、コンテンツクリエイターの斎藤充博『生きることがラクになる これからのフリーランス』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

「好きなこと」を
仕事にしてはいけない!?

 世間では一般的に「好きなことを仕事にするのは素晴らしい」とされている。それに多くの人は、好きなことを仕事にするためにフリーランスになっているように思う。

 しかし、これこそがフリーランス最大の落とし穴であり、まさに収入を下げてしまう要因なのだ。

 明確な理由は3つある。

 まず1つ目は「条件の悪い仕事を呼び寄せてしまう」から。

「好きなことを仕事にするのだから、お金は安くてもいい」「好きなことだから、大変でも仕方がない」「条件をよくしようとしたら、好きなことができなくなってしまうかもしれない」なんて、人は思ってしまいがちだ。

 こうした考えが心のどこかにあると、条件の悪い仕事を自ら選択して、それを延々と続けることになってしまう。

 その結果、使えるお金も時間もどんどん減っていき、それが数年続くと、仕事を続けること自体が困難になってくる。

 これは本当に「あるある」だ。あるあるすぎて、社会にはこういうタイプの人を標的にしている人間さえいる。いわゆる「やりがい搾取」というやつだ。