能動的なコミュニケーションは
自分の「理想の家庭教師」になる
誰かと会話を交わし、質問をし、ときにはアドバイスをしたり、されたりしながら学ぶ、という学び方は、たしかに難しく、時間がかかり、非効率に見えるかもしれません。思いどおりに話が進まず、誤解やすれ違いが起こることもあります。
それでも私たちが対話を重視する理由はただひとつです。それは、人との関係の中にこそ、学びの本質があるからです。
我々の学びはそのほとんどが「言葉」を通じて行われますが、その言葉は万能ではありません。使い方によっては、大きな誤解や、決定的な判断ミスにつながってしまうこともあります。
その一方で、もし言葉を上手に使いこなすことができれば、その威力は絶大です。
単に学びの速度や効率が格段に上がるだけではなく、想像をはるかに超えたところまで行くこともできます。
『あなたの一生を支える 世界最高峰の学び』(飯田史也、日経BP)
そして、言葉を上手に使うということは、ただ多くの本を読んだり、たくさんの授業を受けるだけではなく、受け手の立場を超えた、能動的なコミュニケーションを実現するということです。
これは、あなたのことを深く理解し、必要な知識を最適なタイミングで教えてくれる「理想の家庭教師」がそばにいてくれることに似ているかもしれません。
もしそのような家庭教師がいたとしたら、それはどんな参考書よりも心強い存在になるでしょう。
もちろん、現実にはそんな理想の存在が常に身近にいるわけではありません。しかし、言葉とコミュニケーションをうまく活用することで、自分の学びの環境を、理想の家庭教師のような存在にしていくことができます。







