青空の下で駆け出すビジネスウーマンとビジネスマン写真はイメージです Photo:PIXTA

4月になり、新年度を迎えた組織も多いだろう。期始にあたり、スタートダッシュができる人と、できない人がいる。業務が山積し、緊急度が高く、サポートが得られない状況ではできるはずがないと思うかもしれないが、実は、スタートダッシュを実現できる簡単な方法がある。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

スタートダッシュが切れる人は
何をしているのか

「スタートダッシュしよう」「ロケットスタートを切ろう」「先手必勝」「前倒しの取り組みが肝心だ」――年度のスタートにあたり、このようなスローガンを掲げる企業がある。

 だが、実際のところ、掛け声通りにスタートダッシュできる組織もあれば、掛け声倒れになって悪戦苦闘し続けるところもある。スタートダッシュできる組織とそうでない組織は、何が違うのだろうか。

 このように申し上げると、「メンバー一人一人にやる気があるかどうかで決まる」「リーダーの掛け声が浸透しているかどうかによる」といった答えが返ってくる。

 しかし、メンバーにやる気があっても、リーダーの掛け声が行き渡っていたとしても、メンバー自身がスタートダッシュのために何をどうすればよいか、具体的な手立てを実行できなければ、実現できるはずがない。

 そのような状況では、メンバーにやる気を出せと檄を飛ばせば飛ばすほど、掛け声倒れになってしまい、ひいては、リーダーとメンバーとの間で断絶が生まれてしまう。

 スタートダッシュを十全に切るためには、何をどうすればよいのだろうか。そのために、誰にでも簡単にできるとても有効な方法がある。