「これほど不可欠な資源がこれほど無慈悲な者に支配されるのをわれわれは許すわけにはいかない。そして実際に許さない」――ジョージ・H・W・ブッシュ米大統領(1990年、イラクのサダム・フセイン大統領によるクウェート侵攻について)。「自分たちで石油を手に入れろ!」――ドナルド・トランプ米大統領(2026年3月31日、イランによるホルムズ海峡封鎖について)。トランプ大統領は、米国の同盟国を犠牲にして米経済を支援するためにイランを攻撃したわけではない。だが、結果的にはほぼそうなっている。ガソリン価格の高騰にもかかわらず、米経済は持ちこたえている。ところが国外では、金利が急上昇し、インフレリスクが大幅に高まり、燃料消費の節約が進み、経済見通しが暗くなりつつある。