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言語学者で明治大学教授、堀田秀吾氏の著書『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』(アスコム)から、重要なポイントを抜粋・再編集して特別公開します。今回は「気持ちを整える習慣」について、学術的な知見を交えながら解説します。
朝、「良い記憶」を一つ思い浮かべるだけで
スムーズに一日を始められる
できれば朝、「今日もやるぞ!」と元気に、前向きに一日をスタートさせたいのに、どうしてもエンジンがかからず、やる気が起きにくい。そんな人は少なくないでしょう。
実は、朝はストレスホルモン(コルチゾール)が一日の中でもっとも高く、もっとも気持ちの立ち上げが難しい時間帯です。朝、なかなか元気にスタートできないのは仕方のないことなのです。
ただ、幸いなことに、朝のコルチゾールを穏やかに下げ、気持ちの立ち上がりを整える方法が、すでに見つかっています。
ケンブリッジ大学のアスケルンドらの研究により、目覚めた直後の数分間に「楽しかった旅行の風景」「うまくいった過去の仕事」「誰かに感謝された瞬間」など、「良い記憶」「ポジティブなこと」を一つ思い浮かべるだけで、
• コルチゾールが緩やかに下がる
• 自己否定的な思考が減る
• うつ気分を防ぐことができる
という効果が得られることがわかったのです。朝、無理に「元気を出そう」とする必要はありません。
ただ、静かに「良い記憶」を一つ思い浮かべるだけで、ネガティブな気分をリセットし、一日を穏やかに、スムーズに始めることができるようになります。







