金田一耕助のような島田健太郎、登場
慣れない東京で、運良く、就職先も住む家も見つかったりん。卯三郎は親切な紳士ではない。「リターン」がないことには手を出さないという。でも、悪い人ではないだろう。
「よかったねえ、りん。でも気をつけて、油断は禁物だよ」と真風(研ナオコ)の声と共に強い風の音。「どんどんどんどん!」と激しく戸を叩く音がする。りんの実家に亀吉(三浦貴大)がやって来た。
しれっと誤魔化(ごまか)す美津(水野美紀)と安(早坂美海)。
りんは火事であとかたもなく……?と、うそ泣きする美津に、「バカな。あんぐれいの火事で骨まで焼けるわけがねえべ」と冷静な亀吉。学がないコンプレックス持ちではあるが、頭は悪くないんじゃないだろうか。
りんの実家から帰る亀吉と、虎太郎がすれ違う。おお、虎太郎もまだ退場ではなかった。
りんは卯三郎の店の物置になっていた家の2階を掃除して、暮らしはじめた。
ある日、店で働いていると、そこに勝海舟(片岡鶴太郎)が現れた。卯三郎と知り合いらしい。
捨松(多部未華子)や勝海舟など歴史的偉人と、りんはすれ違っている。
そう、この回、片岡鶴太郎演じる勝海舟も出てきて、トピックスだらけ。捨松と真風の登場回(第5回)が同じだったり、いつもなかなかもったいない出し方をする。
そして、お楽しみ、佐野が演じる島田健次郎の登場だ。
りんが店にひとりになってしまったとき、フランス人の客が来て、困ってしまう。
「モーパッサンの本はありますか?」とフランス人に聞かれるが言葉がてんで分からない。
ざわざわざわざわと風が吹く。
そこに金田一耕助みたいに髪をくしゃくしゃっと触るメガネの青年が現れる。
期待のイケメン枠である。令和8年のいま、あんまりイケメンイケメンと騒ぐのもよくないとは思うが、やっぱり、ざわつく気持ちは抑えられない。









