インフレ下で中古住宅に商機
業績は過去最高益を更新へ!
次の注目株は、カチタス(東証プライム・8919)。規制が強まる新築対比で優位に立つ。配当性向引き上げや累進配当銘柄としても注目だ。
中古住宅の再生・販売を手掛ける。第3四半期の営業利益は前年同期比で31.1%増と四半期としては過去最高を記録。今後の2ケタ成長に向け仕入れも順調だ。
供給制約を背景にマンション価格が高騰する中、戸建て住宅に対する需要が強まっている。一方、土地の価格から資材費などを含め建設コストが上昇している上、改正建築基準法における省エネ基準適合の義務化により、新築の戸建て住宅の価格は上昇傾向にある。
新築との価格差が開くなか、中古の戸建て住宅への需要がとりわけ強まっている。同社は従来から中古住宅を一般的な価格よりも安く提供しているが、最近はリフォーム工事を省略した低価格商品の拡充で一段と強みを増している。
新築住宅の着工数・在庫数が減少するなか、中古住宅の市況は今後も好調が見込まれる。同社は営業人員の増強や未開拓地域への出店強化、小型店舗による小規模・高収益エリアへの進出を通じてさらなる成長を図る方針だ。
2026年3月期からは配当性向を40%から50%以上に引き上げ、累進配当を導入。業績・配当ともに安定成長が見込め、中長期投資とも相性が良さそうだ。
【投資スタンス】半年~長期狙いで!
【買いの目安】75日・13週の移動平均線が位置する現状水準は好機
【売りの目安】200日・52週の移動平均線が位置する2800円水準

◎この株を選んだのは…仲村幸浩:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。立教大学経済学部卒業。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。証券会社や金融情報サービス会社を経て現職。マーケットアナリストとして各種メディアで活動中。高配当株、増配株など配当株の分析に定評。利回りの高さだけでなく、配当の永続性や累進性、さらに増配株のパターン分析など、独自の視点が個人投資家に人気を博す。









