仕事で一番怖いのは、
「必要な情報」が得られないこと
これまでの例とは逆に、もし、相手の質問に回答できるだけの情報や知識をあなたが持ち合わせていないなら、「詳細を確認して後日回答します」と伝えましょう。「わかりません」の一言で済ませてしまうと、回答する責任を放棄したように思われます。
私の場合、自分が逆の立場（質問する側）になったときにも、この観点を意識しています。自分が知りたかったことに対する直接の答えが示されているかをチェックし、相手の回答内容が不十分であれば、自分が期待する答えを伝えて再回答を依頼します。
繰り返しますが、聞き返すことを失礼な行為だと思うことはありません。それよりも、必要な情報が得られないことによって、今後の進め方が明後日の方向になってしまうリスクを恐れるべきです。
トラブルとは、お互いの勝手な思い込みから生じるものであることを忘れてはいけません。
（次回掲載は、7月19日の予定です）
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お問い合わせ先 ダイヤモンド社書籍編集局
電話 ：03-5778-7294 （担当:中島）
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