ドナルド・トランプ米大統領が先月、イランの発電所への攻撃延期を突如発表した翌日、ホワイトハウスは職員に対し、自らの立場を不当に利用して先物市場での好機をとらえた取引を行うことのないよう警告を発していた。事情に詳しい関係者によると、警告は3月24日付でホワイトハウス管理局から全職員宛てにメールで送られた。トランプ氏は前日トゥルース・ソーシャルへの投稿で、攻撃延期を発表。だが、この突然の投稿の約15分前、先物市場では不可解な取引活動が急増していた。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによると、わずか2分足らずの間に7億6000万ドル(約1200億円)相当以上の原油先物取引が成立していた。より最近では、今週のイラン停戦合意のタイミングを的中させ、予測市場であるポリマーケットの三つのアカウントが計60万ドル以上の利益を上げた。多くの民主党員を含むトランプ氏に批判的な向きは、誰かが政策転換を事前に把握して私腹を肥やしたと即座に考えた。