女優の木村佳乃 Photo:Christopher Jue/gettyimages
シンガー・ソングライターの
森山良子と息子・直太朗
東京・世田谷区にある男女共学の私立6年制中高一貫校だ。裕福な家庭の子女が多く、趣味も豊かで、生徒は互いの個性を尊重し合っている。
前身の7年制の旧制成城高校は背広の制服を着こなし、文化的・芸術的センスを重視する自由な校風で知られた。官立の旧制高校を象徴する「弊衣破帽」とは対極的なスマートな生徒たちで、「成城ボーイ」の名で呼ばれた。「成城」という街のモダンなたたずまいも、影響したのだろう。
新制の成城学園高校も、大学受験勉強にあくせくすることがなく、文化や芸術、芸能方面で才能を開花する卒業生が多い。著名な文化人や芸能人の二世も、たくさんいる。成城学園高校の華やかな雰囲気を醸し出しているOB・OGたちを見てみよう。
シンガー・ソングライター、作詞・作曲家では、母・森山良子、長男・森山直太朗がそろって成城学園高校のOG・OBだ。良子は音楽一家の生まれで、成城学園高校時代にフォークグループを結成。1967年に「この広い野原いっぱい」で歌手デビューした。
98年~2000年代前半に「涙そうそう」「さとうきび畑」などで作詞も担当した。00年代からはテレビドラマにも出演した。NHK紅白歌合戦には、69年~05年の間に10回出場している。
直太朗(76年生まれ)は、初等学校(小学校)から大学まで成城学園一筋だ。03年末のNHK紅白歌合戦に「さくら(独唱)」で初出場した。
05年末の紅白では「風花」で2度目の出場を果たしたが、森山良子も「さとうきび畑」で出演した、番組史上初めての母子共演ということで、話題となった。
直太朗は、作詞・作曲、歌唱の3拍子を兼ねそろえた能力を持っており、その実力は母親を上回っている、と評する音楽評論家もいる。作詞家の御徒町凧(おかちまち・かいと)は直太朗より1年後輩で、作詞・作曲とも共作者として直太朗と名前を連ねることが多い。







