「このままでいいのか」という感情は放置していいのだろうか?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「このままでいいのか」が消えない
「このままでいいのか」
この感覚が消えない人には、
ある“共通した時間の使い方”がある。
それは、「やるべきこと」で1日を埋めていることだ。
仕事をして、用事を済ませて、空いた時間にはスマホを見る。
一見、無駄はない。
むしろ、ちゃんと回っている。
だが、その1日は“自分で選んだ時間”が、ほとんどない。
ここに気づかない限り、
「このままでいいのか」は消えない。
なぜならその不安は、“時間の中に、自分の意思がない”ことへの違和感だからだ。
人は、忙しいときよりも、
「選んでいない時間」が続くときに、不安になる。
なのに多くの人は、ここで逆のことをする。
もっと予定を入れ、もっと埋めようとする。
それでは、何も変わらない。
必要なのは、量ではなく、“どれだけ自分で選んだか”だ。
では、どうすればいいのか。
1週間が8日あるとしたら、何をするか考えよう
そのヒントになるのが、「8日目の曜日を想像してみる」という考え方である。
たった一度の完璧な1日を考えるのではなく、「8日目の曜日」という架空の曜日について考えてみよう。
その名の通り、この日は、毎週、週末や平日に加えることのできる、余分な1日だ。
この日には、時間が止まると想像してほしい。いつもあなたの時間を奪う、世の中のあらゆる動きも停止する。誰からも、何かを求められることはない。
また、その日は特別に理想的であったり、完璧であったりする必要はない。あなたはこの8日目の曜日を自由に使え、それを毎週繰り返せる。
この日は1回だけでなく、1年に52回もやってくる。
あなたは、この日をどんなふうに過ごしたいだろうか? 1年間、毎週1日自由な時間を好きなように使えたら、どんなことができるだろう?
ここで、はっきりする。
あなたがやりたいことは、もうある。
ただ、“やっていないだけ”だ。
そしてそれは、今の1週間の中にない。
だから、「このままでいいのか」が消えない。
問題は、時間がないことではない。
自分で選んでいないことだ。
必要なのは、「8日目」を現実に少しでも入れること。
週に1時間でいい。自分で選んだ時間をつくる。
それだけで、感覚は変わる。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









