毎日の食事を完璧にしようとして、かえって続かなくなっていませんか。栄養は1日ごとの正解探しではなく、1週間で整えればいい。食べすぎた日も、足りなかった日も、帳尻はあとで合わせられる――その視点が、食事をぐっと楽にします。
東京農業大学で栄養について長年研究し、医師としても活動する田中越郎氏の新刊『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事術』をもとに解説します。

【医者が教える】仕事ができる人が「食事」で気をつけることベスト1Photo: Adobe Stock

栄養バランスは1週間で考える

厚労省の「日本人の食事摂取基準」では、各栄養成分の1日の摂取基準量が記載されています。

たとえば、たんぱく質の推奨量は、18~64歳の男性で1日65g、女性で50gとされています。

しかし、一般人が毎日この量を守るのはたいへんです。

不規則な生活を強いられている人もいるでしょうし、時々飲み会もあるでしょう。

実は、持病がなければ、毎日厳密に基準を守る必要はありません。

栄養は1日単位ではなく、1週間単位で考えれば大丈夫です。

1週間をハレの日ケの日に分けて考えましょう。

ハレの日に食べ過ぎたら、ケの日は食べる量を減らし、1週間でつじつまをあわせてください。

すべての栄養成分に関して、摂りすぎた日があれば、翌日は節制し、不足した日があれば、翌日は意識して食べて、1週間単位でつじつまがあえば、それで十分です。

(本記事は、書籍『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事』から一部抜粋・編集した記事です。)