ランチを食べた後、午後に「だるさ」を感じることはありませんか? ランチは空腹を埋めるだけでなく、午後の活力をつくる時間です。昼食で選んではいけないものは何でしょうか?
東京農業大学で栄養について長年研究し、医師としても活動する田中越郎氏の新刊『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事術』をもとに解説します。

【医者が教える】「ランチで選んではいけない食事」ワースト3Photo: Adobe Stock

ランチでやりがちな失敗ワースト3

ランチでは、単に空腹感を満たすだけではなく、「午後の健康的な活力を得るためにはどうすればいいか」を考えてメニューを選ぶようにしましょう。

ランチ選びのポイントは、カロリーオーバーと塩分オーバー、さらに野菜不足のメニューを避けることです。

具体的に避けるべき3つは、

揚げもの(フライドチキン、フライドポテト、天ぷらなど)

菓子パンや甘いお菓子

カップ麺、インスタントラーメン

です。

①の揚げものは油が多くカロリーが高くなります。ハンバーガーも同類です。

具体的な目標カロリーは、朝食の有無や体格等で個人差が大きいですが、目安として、600kcal台以下に抑えてください。

②の菓子パンや甘いお菓子は砂糖が多く使われてカロリーが高いです。

また、膵臓の能力が弱い人は血糖値が乱高下しやすく、午後の仕事中に眠気や疲労感を引きおこすことがあります。

さらに、たんぱく質も不足しています。

③のカップ麺、インスタントラーメンは塩分が多いです。

添加物も多く、ビタミンは少ないです。

インスタントラーメンを自分で作る場合は、野菜や卵などの具を入れるようにしてください。

また、ラーメンを食べるときは「スープはなるべく残す」のが塩分制限の鉄則です。

いずれの場合にも、野菜サラダか果物を一緒に食べてください。

ランチでは、なるべく単品のメニューは避け、定食のような品数が多くて野菜が含まれているメニューを選ぶのがおすすめです。

(本記事は、書籍『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事』から一部抜粋・編集した記事です。)