「○○さんはいつも時間通りにいらっしゃいますね!」
「○○さんの笑顔は、落ち着きますよね!」
と言われていることをするのも効果大。
こんなふうにほめられたら、と思う自分に、少しずつ少しずつアップグレードしていきましょう。
ほめ言葉は「相手は自分のどこを評価しているか」を教えてくれる
「靴がピカピカかどうか、爪がきれいかどうかなんて、そんなに気にしている人がいるんですか?」
営業トレーナーをしていた時代、新人さんにそう聞かれたことがあります。確かに私自身も、常に他人の靴や爪を見ているわけではありません。でも、きちんと見ている人がいるということに、ある「ひと言」で気づきました。
「松本さん、爪をきれいにされてますね」
と言われたときのことです。そのときは、ほめられてうれしくなり、「ありがとうございます」と答えたのですが、あとになって背筋がゾクゾクとしてきました。
よく考えてみてください。しっかりと見ているから、ほめてくれるのです。違いに気づいているのです。だったら、汚い爪にも気づいているでしょう。
ここまで見る人がいるということは、爪が伸びていたり、爪の先が薄汚れていたときに、「ああ、この人の爪は嫌だ!」と気づく人がいるということを意味しています。
でも、「汚いですね」と言う人はいません。そう、何も言わないからといって、相手は見ていないわけではないのです。もちろん、爪だけではありません。靴も姿勢もシャツもみんな見られていると考えるべきでしょう。
お客様の何気ないほめ言葉が、私を変えるきっかけとなってくれました。
余談になりますが、私は、「ほめる」とは一般にいわれる「称賛すること」だけではなく、「相手を観察し、価値を発見すること」だと考えます。相手にいくら称賛されても、うれしく思えず、心に刺さらず「本当にそう思ってる?」と感じることもありますよね。
たとえば、「まっちゃん、最高だね!」とほめられても、「どこが?」と言いたくなることもあります。
大切なのは、「自分のことを見てくれているな」と相手に思ってもらえること。それができれば、言葉は上手でなくてもお互いに心を通じ合わせることができ、相手にもあなたにも必ずプラスの結果がもたらされるはずです。








