著者が爪がきれいとほめられてうれしくなり、「ありがとうございます」と答えたのですが、あとになって背筋がゾクゾクとしてきたワケ筆者は爪がきれいとほめられてうれしくなり、「ありがとうございます」と答えたのですが、あとになって背筋がゾクゾクとしてきたワケとは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

就職や転職、配置換えなどで新しい環境に身を置いたとき、まず気になるのは人間関係だという人も多いでしょう。そんなときコミュニケーションが円滑になる、簡単で、効果抜群の方法があります。日本ほめる達人協会特別講師の松本秀男さんの著書『一瞬で自分を印象づける!できる大人は「ひと言」加える』(青春出版社)から、あなたにプラスの効果をもたらす方法をご紹介します。

「あいさつ」にひと言加えると、空気が変わる

 私が前職の保険会社に勤めていたときの話です。私は最後の3年間、会社の中心でもある経営企画部に所属しました。CEOをはじめ役員たちのサポートをし、各部門や事業本部との調整をとりながら、会社の戦略の企画、実行のサポートをしていく部門です。

 私は数年前までガソリンスタンドのおやじでしたので、外資系の経営企画部で唯一英語が話せないメンバーでしたが、他のメンバーは、大半が帰国子女や、留学経験者や、外国籍の社員だったりしました。またとても心の熱い素晴らしいメンバーばかりでした。

 とはいえ、私以外はみんな賢い人ばかりなので、職場がクールで静かな空気になることもありました。そのクールさを、とても潤いゆたかで、あたたかな空気に変換してしまうメンバーが立て続けに入ってきました。瀬山さん、佐藤くん、山本さん。

 この3人は別々に異動してきたり中途入社してきたのですが、3人とも共通する点があることに気づきました。それは、あいさつが、ひと言多い。

「おはようございます! 今日も寒いですねえ」
「おはようございます! 昨日のサッカー、熱かったっす!」
「おはようございます。松本さん、朝からうれしそうですね。なんかあったんですか?」