ドナルド・トランプ米大統領の一般教書演説の日、ミネソタ州ミネアポリス在住のフォスター・マッコイさん(28)は「状況を注視する」ため、明るい光を放つ二つの画面の前に腰を下ろした。それらの画面――49インチの曲面モニターの下に小型のタッチスクリーンが設置されている――には、予測市場プラットフォーム「カルシ」のタブや通話アプリ「ディスコード」のチャット、ソーシャルメディアのフィードを自動で更新するツール、ニュースの生放送が表示されていた。マッコイさんはこれらのデータを総動員して、トランプ氏の末っ子のバロンさんが演説会場に姿を見せることに賭けようとしていた。「バロン・トランプが来ることを人々が突き止めた唯一の手段が、エリック・トランプのインスタグラムのストーリーだった」と彼は言う。「インスタグラムでエリック氏をフォローしていれば、トランプ氏の子ども全員が写った自撮り写真を投稿していたことに気づいたはずだ。全員スーツ姿で、一般教書演説に向かおうとしていた」
何でも賭けの対象、「状況を注視」する人々
原油価格からトランプ発言まであらゆるものが賭けの対象になった今、複数のディスプレーとヘッドセットは必需品かもしれない
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