「もう会いたくない」と思われる人には、どんな原因があるのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「また会いたい」と思われない人の共通点
「この人、なんか話しづらいな」
会って3分もすれば、相手の印象はほぼ決まる。
話が面白いかどうかではない。
もっとシンプルな理由で、「また会いたいかどうか」は判断されている。
たとえば、こんな会話に心当たりはないだろうか。
「それ知ってる」「この前も似た話聞いた」「あ、それは違うと思う」
一見、普通の受け答えだ。
むしろ、ちゃんと情報を持っている人ほど、こうした反応をしがちだ。
だが実は、ここに落とし穴がある。
情報をたくさん持っている人ほど、
「正しさ」や「網羅性」を優先してしまう。
その結果、会話の中で無意識に“相手を上書きする”反応をしてしまうのだ。
問題は、知識の量ではない。
むしろ逆で、情報が多すぎることが、会話をつまらなくしている可能性がある。
情報量を絞ろう
では、どうすればいいのか。
ヒントはシンプルだ。
「情報ソースを絞る」ことから始めてみよう。
SNSのアカウントをいくつか閉じたり、メールアドレスの数を減らしたりすることは、いい一歩になる。
次は、どんな情報をフォローするかについてよく考えてみよう。あなたは、世の中のあらゆる出来事を知る必要はないし、そもそも知ることはできない。自分にとって大切な情報ソースを選択して、そこに集中するようにしよう。
どのように情報ソースを絞ればいいのか迷っているなら、まずは、1つでも不要なものをやめたり、減らしたりすることから始めてみよう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より問題は、知識の量ではない。どう使うかだ。
情報が多いほど、人は「正しく返そう」とする。
だが、相手が求めているのは正しさではない。
「受け止めてもらえた」という感覚だ。
「また会いたい」と思われる人は、言い返す人ではない。
相手の話を、そのまま残せる人だ。
だからこそ、知識は足すより削る。
そのほうが、会話はうまくいく。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









