気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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一緒にいてつまらない人の共通点
「この人と一緒にいても、なんだか楽しくない」
そう感じる相手には、ある共通点がある。
話が下手なわけでもない。
知識がないわけでもない。
むしろ、ちゃんとしている人ほど、なぜかそう思われてしまう。
その理由は、驚くほどシンプルだ。
「自分にとって何が大切か」を考えずに、会話している。
自分が何を面白いと感じるのか、大切にしているのか。
今この瞬間、何に意識を向けるべきなのか。
それを決めていないまま話していると、
会話は必ず“浅く”なる。
結果として会話は成立しているのに、
「なんだか、この人といても楽しくない」と思われてしまう。
「自分にとって何が大切か」を自問しよう
まずは、「自分が大切なもの」を場面ごとに認識できるようになろう。
大きな問いにみえるが、実は気軽に考えるべき問いである。
深呼吸をして、「今、自分にとって重要なものは何?」と自問しよう。
答えは、すぐに頭に浮かぶものであるべきだ(少し考えれば、何が重要かはわかる)。それでも、30秒かけてよく考えべきである。
答えが何であれ、これはToDoリストを見直すきっかけになるかもしれない。惰性で働くのではなく、目的意識を持って積極的に働くきっかけになるかもしれない。数分間、あるいは数十分や数時間、仕事の手を休めるきっかけになるかもしれない。もちろん、そのどれも起こらないかもしれない。
この質問についてよく考えた結果、答えが「まさに、今していること」なのであれば、それは素晴らしいことだ。それを続けよう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より多くの人は、「何を話すか」ばかり考えている。
だが本当に問うべきは、そこではない。
「今、この瞬間に、何を大切にするか」だ。
この問いを持たずに過ごす時間は、ただ流れていく。
そして気づいたときには、何も残っていない。
一方で、自分が何を大切にしているかがはっきりしている人は、一緒にいて楽しい。
言葉に迷いがなく、
目の前の相手にもきちんと向き合えるからだ。
だからこそ、一度だけ立ち止まってほしい。
「今、自分にとって本当に大切なものは何か?」
この問いから逃げる限り、
あなたの時間も、人間関係も、変わらない。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









