障害発生直後は紙に記録して棚卸を実施 Photo:カーゴニュース
システム障害翌日に物流BCP方針を立案
3日後には出荷再開にこぎつけたワケ
――システム障害が起きた3日後には出荷再開にこぎつけたのですね。迅速な対応に驚いています。
それが可能となったのは、「One Asahi」という理念に基づき、アサヒグループジャパンの統制のもと各事業会社と当社が一致団結して事態に対応できたからだと考えています。アサヒグループの中に物流のことをよくわかっている人材が各所にいたことも大きいと思います。そのおかげでシステム障害の翌日に物流BCP方針を立案でき、その時点で可能な業務フローを策定できました。
加えて、暫定的な受注・出荷システムを迅速に立ち上げる運営力が重なりました。そして最も大きな要因は、流通サイドのお客様のご理解とご協力です。事業会社の営業担当者が当面のBCP方針を踏まえ、物流にイレギュラーな負荷をかけないよう流通サイドのお客様に丁寧に事情を説明し、お客様からは「アサヒはシステム障害という未曽有の事態に陥っているのだから、我々もできるだけ協力する」と言っていただきました。大変ありがたいことだと感謝しています。
――流通サイドの理解と協力を得られたのは大きかったですね。
その通りです。当面のBCP方針は、お客様にとってはかなりハードなものでした。パレット単位や大型トラック単位での発注をお願いしたほか、リードタイム・納品時刻についても従来のルールとは異なる対応を認めていただきました。これらの厳しい要件を受け入れていただけたことで物流をパンクさせないことができました。
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