「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)
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元気な挨拶に感激
「こんにちは!」
登山中、すれ違う人に元気に挨拶している小学校高学年くらいの子がいた。
山では、すれ違う際に挨拶をするのがマナーだ。
何かあったときにも助け合えたり、遭難したときに目撃証言になったりと、挨拶は安全のために重要な意味がある。
しかし、挨拶をしても返してくれない人がいることもある。疲れていて、挨拶どころではないのかもしれない。
面倒くさいのかもしれない。
私は、挨拶を返してもらえないとがっかりしてしまうため、相手を見て挨拶したりしなかったりしている。
だからこそ、すれ違うすべての人に「こんにちは!」とさわやかに挨拶をしている子に会って感激した。
疲れも吹き飛ぶくらい幸せな気持ちになった。もしもその子に何かあったらみんなで助けようとするはずだ。
挨拶はすごい。
「こんにちは」の一言で、人の気分を変えてしまうパワーがある。「魔法の言葉」だと思った。
自分から挨拶できるように練習しよう
挨拶は社会生活の基本だが、意外とできない子は多い。
私の息子も、小学校低学年の頃はなかなか挨拶ができなかった。
道で友だちに会っても何も言わないし、校門で先生に会ってもゴニョゴニョしていて挨拶できているのかどうかわからない。
とくに恥ずかしがりやな子、不安が強い子にとっては、挨拶は難関であるようだ。
しかし、人との関係を作るためにも、安全のためにも挨拶は欠かせない。
挨拶の大切さを伝えるとともに、練習して慣れる必要がある。
小学校入学前後に知っておきたい93のルールを紹介されている本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「じぶんからあいさつしよう」というページがある。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
・いえを でるときは 「いってきます」と あいさつするよ。
・ともだちに あったら げんきに てを ふろう。
・せんせいに あったら おじぎを して あいさつしよう。
・ともだちと わかれるときも てを ふって あいさつするよ。
「おうちの方へ」には、「いろいろなシチュエーションを示しながら、役割遊びを通して親子であいさつの練習をしてみましょう。練習するうちに、声をかけることへの抵抗感も薄れるでしょう」とある。
練習して挨拶に慣れれば、少しずつできるようになる。
我が子もだいぶできるようになった。
だが、山で会った子のような元気な挨拶はまだまだ難しいようだ。
山で会ったあの子のように、元気に挨拶ができる子になってほしい。
小さいうちから練習を重ねることで、挨拶の習慣が身につき、周囲の人と良い関係を築く力になるだろう。
我が家でも、引き続き様々な場面で挨拶の練習を続けたいと思う。









