SNSでお台場のイメージ
ネガティブな意見の内容とは
続いて、お台場のイメージについてXの投稿を調べてみた。基本的には、イベントや施設について「楽しかった」という意見が多い。
ただし、施設閉鎖に関するニュースの投稿を中心に、以下のようなネガティブな意見も見られた。
「10年ぶりくらいでお台場に行ってびっくりしたのは、ガラガラでぜんぜんひとがいないことだった。建物はボロボロで、中国人の観光客の方が少しいるくらい。」
「お台場に行くのはグッズ購入や聖地巡礼くらい」
「お台場来てるけど...ガラガラ。怖いくらいガラガラ...今日土曜だよね???もしかしてフジテレビのせい!?」
このようなネット投稿がさらにお台場のイメージを低下させている可能性もあるだろう。
大阪うめきたも参考になる?
お台場に起死回生の策はあるか
では、お台場が再び活性化する策はあるのだろうか? 筆者からは、(1)歩きやすい街づくりによる回遊性の向上、(2)カジノや観光船など新たな起爆剤、(3)不便かつ高額な交通アクセスの改善、の3つを提案したい。
前編、中編でも述べてきたが、歩きやすい街づくりによる回遊性の向上が、お台場には不可欠だろう。現状は各施設が点在していて街歩きに向いていない。これでは街としての集客力は期待できない。
横断歩道の設置によって高架橋を行き来しなくて済むようにしたり、ペデストリアンデッキで各施設を直結させたりなど、やりようはあると思う。
街を一体的に回遊してもらう視点で成功した例は、横浜みなとみらいの他にも、大阪の「うめきた」エリアがある。
うめきたでは開発にかかわった企業=まちづくり企業とした「グランフロント大阪TMO」を設立。この組織が主体となった結果、商業激戦地の梅田で年間数千万人もの集客を達成する場所へと成長した。歩きを重視した街づくりで、ヨドバシカメラやグランフロント大阪など各施設を歩いて行き来しやすい。行政よりも、民間企業が主導して実施したのも特徴的だ。
続いて、新たな起爆剤の導入について。例えばホリエモンこと堀江貴文氏もお台場について「カジノやF1の開催」「海上に浮くスタジアムや屋形船などの海の活用」などを提案している(自身のYoutubeチャンネルにて都市工学者の柳瀬博一氏と対談)。お台場のように元々は何もなかった場所だからこそ、できる斬新なアイデアに期待したい。







