『評価が高い人の56%がやっているAIの使い方があります』
そう語るのは、これまで800社以上を支援してきた「働き方」の専門家である越川慎司氏だ。815社の17万3,000人を対象に、カメラ、ICレコーダーによる記録、会議データ、メールやチャットの履歴などのデータを分析したところ、同世代より出世が早い「期待されている人たち」の意外な共通点が見えてきたと言う。
その特徴をまとめた書籍『会社から期待されている人の習慣115』が発売。「もっと早く知りたかった」「全社会人へ向けた教科書だ」とたちまち話題になっている同書から、「職場で評価が高い人の共通点」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
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AIを「タイピングだけ」で使っていないか
ChatGPTなどの生成AIを使うとき、毎回、パソコンでカタカタと文字を打ち込んでいないだろうか。
しかし、職場で評価されている人たちは、もっと違う使い方をしている。
これまでに815社17万人を分析し、「職場で評価されている人たちの共通点」を解析した越川慎司氏は、著書『会社から期待されている人の習慣115』で、次のように書いている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
つまり、評価が高い人ほど、AIを「声」で使っているのである。
これは、「ラクをする」ためではない。
同書には、この習慣の効果について、次のように書かれている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
音声入力は、単に速いだけではない。
考えながら話せるため、指示そのものの質が上がるのである。
「ながらAI活用」で自分時間を生み出す
さらには、期待されている人たちは、音声入力を駆使した「ながらAI活用」によって自分時間を増やしているそうだ。
こうした習慣を持つ人たちは、週に82分以上の時間を自分時間へと転換していました。じつに、一般社員の62倍もの時間を自分時間に転換していました。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
同書では、「朝のウォーキング中にAIに相談して、企画書の骨子を作っています」と話す、大手メーカーで30代にして部長職に就いた女性の例も紹介されている。
職場での評価が高い人たちは、こういった音声入力による「ながらAI活用」によって効率を高めつつ、自分時間も生み出していた。
AIを「思考整理のツール」として使う
では、なぜ彼らは音声入力をそこまで重視するのか。
同書では、その理由について次のように指摘されている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
声に出すことで曖昧だった考えが言語化され、AIからの返答で新たな視点が加わる。
評価が高い人たちは、これを習慣にすることで、限られた時間の中でも質の高いアウトプットを生み出していたのだ。
(本稿は、『会社から期待されている人の習慣115』の内容を引用して作成した記事です。書籍では「評価と信頼を得ている人たちの共通点」を多数紹介しています)









