「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」「一生使える知識やマナーが学べる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。本記事では、その中から親が教えておくべきおやくそくを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【大人でもできない】「育ちがいい人」の親が教えていた、“たった1つの習慣”Photo: Adobe Stock

ストレスがない職場で唯一気になること

職場とは、「些細な行動」が気になる場所だ。

私の友人が働いている会社では、20代~60代まで老若男女さまざまな人が働いている。
人間関係で大きなトラブルはなく、コミュニケーションでストレスを感じることも少ないという。

でも、あるときだけ思わず「ぞわっ」としてしまうことがあるという。
それは、ある50代の男性社員がくしゃみをするときだ。

「ばえくしょん!!」

と大声でくしゃみ。しかも、口元を手やハンカチでも覆わないという。

私はその話を聞いただけでも、ぞわっとしてしまった。
くしゃみを何も覆わずにした場合、飛沫が1~2m(※)飛ぶ。
目には見えないが、その男性社員の飛沫はオフィスのあちこちに飛んでいるだろう。

くしゃみが出ることは、生理現象であり、人間として当たり前のことである。
でも、必要以上に大きな声を出す、口を覆わないなどの行為は、周囲の人を不快な気持ちにさせてしまう。

その友人はこのように話していた。

「大人になると、その人のマナーや仕草を注意することって難しいじゃん。その上、ベテランの人になんてもっと言えないよね」

たしかに、そうだ。
だからこそ、子どものうちから、「周囲の人を不快にさせない」マナーを身につけておきたい。

くしゃみはハンカチでおさえよう

小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを学べる本まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「せきやくしゃみはハンカチでおさえよう」という項目がある。

【大人でもできない】「育ちがいい人」の親が教えていた、“たった1つの習慣”『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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・せきが できるときは はなと くちに ハンカチを あてる。
・ハンカチが なければ ふくの そでで くちを おおっても いいよ。
・せきが でるのを てで おさえたときは てを あらう。
・せきが でるときは マスクを する。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用)

大げさなことではない。
だが、この“小さなふるまい”を当たり前にできるかどうかが、
大人になってから、また年をとってからも、「人を不快な気持ちにさせない」土台になる。

たったそれだけのことが、その人の印象を大きく左右するのだ。

(※)https://www.mhlw.go.jp/content/000501123.pdf