最上位の生徒は、問かないと学力が測れませんが、そうでない生徒の場合はできなくてもよい問題が多く出題されることになります。特に算数は、所属しているクラスのレベルによっては授業内での扱いが少なかったり、ほとんど触れていなかったりする問題を模試では解くことになります。
合格には必要のないレベルの問題については、本来ならできなくても関係ありません。ですから、効率性を考えると、全てをまんべんなく復習する必要はないのです。
通わせている親も本人ももどかしい思いをするのが現実ですが、「みんなができていて、自分ができていない問題」を絞って、「次に同じような問題ができるのか?」を考えて、やり直しの問題を絞って復習することが大切です。
復習する問題は、「自分ができていない問題で、設問別正答率の高い順」からやるのが良いでしょう。
模試でよくある落とし穴(3)
やり直しが、ごまかし学習になっている
国語が苦手な生徒、特に「記述が空欄」という生徒が、「模範解答を写す」という復習をしていることがありますが、残念ながら学習効果はほとんどありません。内容もよく分かっていないのに、文字だけをただ乱雑に書き写して終わりというやり直しになりがちです。
基本的に、イヤイヤやらされている勉強だと学力が上がる期待は持てません。時間が足りなくて書けなかった分を書いてみる、部分点がもらえていた問題を満点に近づけるというようなやり直しに絞った方が良いでしょう。
算数では、解説を見ても解法が思いつかないものをやるのではなく、解けてはいたけど、何となく解けてしまっている問題や、違うやり方で解いた方がもっと早く正確に答えにたどりついた問題をできるようになることの方が、学力向上には即効性があります。







