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10年、20年先の社会の変化を見据えて、子どもの教育を考え始める親が増えている。幼児から高校生まで教える人気学習塾「VAMOS」の富永雄輔代表が、教育の新潮流から、子どもの学力の伸ばし方のヒントなどを解説する本連載。
今回からは3回に分けて、2026年の中学入試を振り返り、全体の総括、レベル別・地域別の傾向、試験問題のトレンドと対策について語ってもらった。今回は全体の概況とトレンドについてお届けする。(進学塾VAMOS代表 富永雄輔、 構成/ライター 奥田由意)
受験者数は微減も、実態は「増加」と読む
今回は、2026年の中学受験について、全体のマクロな傾向と受験校選びのトレンドを解説します。
今年の受験者数は前年比でわずかに減少したともいわれていますが、ほぼ横ばいというのが正確なところだと思います。少子化が進む中、特に東京23区の中学受験率は依然として高く、むしろ率でみれば増えているという見方もあります。少子化の影響を踏まえれば、実態としては中学受験の人気はむしろ底堅い、と捉えるべきでしょう。
また、受験者数がある特定の難易度の学校に一極集中するのではなく、偏差値帯にかかわらず人気校が分散しているのも今年の特徴です。これはとてもいい傾向だと思います。
全般的に高まる「共学人気」
今年の大きなトレンドとして、共学校への人気がさらに高まったことが挙げられます。男子校・女子校に比べ、共学校の絶対数がもともと少ないということもあって、どの偏差値帯においても共学校への人気が上がっています。







