このように、デジタル機器を操作しにくい環境に“強制的に”身をおくのも、デジデト習慣を身につける小さな一歩かもしれません。

 私はふだん、クルマでの移動がほとんどです。

 運転の大変さを感じつつも、いいデジデトの機会になっているメリットを感じています。

休むタイミングを条件づけしてみよう

 私たちはなにかと気になってスマホやパソコンの画面を見続け、メールの返信などの仕事に没頭しがちです。

 そうならないために、ぼーっとする時間を「発動」するための「When 条件」「If 条件」を設けてはいかがでしょうか。

「○○したら、5分間ぼーっとする」などの発動条件を決めておくのです。

 たとえば、次のとおり。

●午前10時と午後3時に、10分間のコーヒータイムを設けてぼーっとする
●正午と午後5時のチャイム(「夕焼け小焼け」などを流す自治体は多いですね)が聞こえたら、5分間ぼーっとする
●日次報告書の作成が終わったら、ひと休みする

 毎日のルーチン作業と組みあわせると、「毎日必ずやる」リズムを刻みやすくなります。

 ちなみに私は「行き詰まったらぼーっとする」を、脳を休める発動条件にしています。

「メールにどう回答しよう」
「いい案が浮かばない」

 こうして行き詰まったら、考えるのをいったんやめて遠くを見てぼーっとする。

 散歩に出かける。

 それだけでもいったん脳が休まり、その後考えが研ぎ澄まされて、深く考えることができ、いい回答案やアイデアが浮かぶことがよくあります。

 意思決定の質も高まります。

 このとき、「やばい、行き詰まった」などとつぶやいてみるのもおすすめです。

 行き詰まった状態を言葉にすると、自分自身に「いまが、ぼーっとする時間を発動するタイミングだ」とリマインドする効果があります。

 周りの人が「ひと休みしたらどうですか?」「コーヒーでも飲みましょうか?」など休憩をうながしてくれることもあります。